百・花・音・乱

ミステリー

アトリエ花音の教室の玄関はすりガラスであるので
向こうから誰が来たのかはぼんやりとしか分からないのであって
たまに全く気付かずにお客さんや生徒さんが来られることもあるのでして

その日もいつものようにぼんやりしておりまして
お客さんが来られたのも気付いておりませんでして
お外からコンコンっとノックされましたので
あ、はいはい
と戸を開けてみましたところ・・・

あ、世間ではこういう出来事を怪奇現象や都市伝説などと騒ぎ立ててございますが
当方、全く持ってそのようなことには無関心な質でありましたけれども
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洋蘭・ポリプルボン

いざ目の当たりにしますと、ただただ呆然といたしますというか
ある意味恍惚とでも申しましょうか
要するに頭が真っ白になって状況を把握するのに数秒かかるというざまでして

だって目の前にいるはずのお客さんが忽然と姿を消しているのですもの。




でも数秒後

目線を前方に向けると

一瞬こっちをチラッと振り返って曲がり角を走り抜けるピンクのランドセルを背負った小学生の姿。

おまえか!

まんまとコンコンダッシュの餌食になった
という話を
長々と書いてみた。
書いてみました。
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by hana-kanon | 2012-03-09 21:47 | 植物
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