百・花・音・乱

戯言

その夜、作戦は決行された。
連合軍の輸送機C-47から投下された兵士達は絶望的な空を飛んだ。
燃える街に照らされ標的となった兵士達はドイツ軍の砲弾の手によって次々と命を落としていく。
それでも彼は行くのだ。
課せられた任務はノルマンディー上陸。
求められる思想は集団の中の一人になること。
ごく自然に。無条件的に。
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パラシュートプランツ

彼はだんだんと地面に近づいて行く もしくは
地面はだんだんと彼に迫って来る。
あらかじめ定められた決まり事のように。
宿命的に。

シャッターを押すんだ。
彼の全てを記録するんだ。集団の中の彼を。

気分はもうロバート・キャパだ。

それが言いたかっただけ。

それが言いたかっただけだ。
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by hana-kanon | 2011-06-29 18:36 | 植物
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