百・花・音・乱

おヒゲ②

ヒゲで思い出したんですが、中学の頃は丸坊主が校則で決められていたんです。
でも2年間我慢して3年にレベルアップすれば何故だか知らんが長髪のお許しを頂けるというトリッキーな学校だったんです。

当然丸刈りからヘアアレンジするとなるとヘアスタイルには限りがあり、裾をちょっと切るだけの裾刈りが大流行します。んでちょっとやんちゃな男の子は思いきってハイレベルな角刈りに挑んだりします。
中学生の角刈り、、、面白いですよ。

そんな健気な男子諸君が日々色気だっていると休み時間には皆さん揃って鏡の前に向かいます。
察しの通り身だしなみチェックとヘアスタイルの品評会ですね。

その黒だかりの中にウッフン大二郎くんもいました。

おやおや彼もヘアチェックのお年頃ですか?
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今月のプリザのレッスン。

でも何か違う。
しきりに顔を横向けて何かを行っているのです。

そう。大二郎くんは中学生にして既にヒゲ問題に悩まされており、特に彼の頬から生える頬毛は根が深く、黒々とした極太な毛は遠目からでもはっきりと確認できる程でした。

そしてあろう事かその立派な毛を器用に1本1本引っこ抜くという荒行を行っているのです。
ああ、なんという苦しみか。彼はその苦しみを持ってこの世の悲しみを背負おうというのですか。
慈悲深い。
毛を抜く毎の苦痛に満ちた顔が見ている僕たちに本物の愛を教えてくれている。
彼は身をもってそれをやり遂げるのです。
ありがとう大二郎。

でも電動髭剃り買えって。
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