百・花・音・乱

土居君

幼なじみの土居君は小さい頃からひ弱な体格で生まれたての子猿のようであるために皆からサルッパと呼ばれ愛されていました。
実に子どもとは残酷なものです。

サルッパは遊びの中で集中攻撃されやすくボールをよく当てられます。
ひ弱なサルッパはとても避けられたもんじゃありません。
するとサルッパはしゃがみ込み泣き出してしまうのです。

哀れなサルッパを尻目にボクたちはこれを大いに歓楽せしめ、いつの間にやらサルッパを泣かす遊び名付けてサル泣きゴッコが横行し始めるのです。

友達とヒマをしていればとりあえずサルッパを家から上手におびき出し完膚無きまでに打ちのめした揚げ句泣かせる。してそれを観望し一同破顔する。

極悪非道もいいところである。
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何故サルッパを思い出したかというと今日は午後からヒマだからであります。
とりあえず久しぶりに彼をおびき出してみようか。
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by hana-kanon | 2011-03-06 13:15 | 植物
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